本日は、小学校3年生S・Mさんが考えてくださった課題について、ご紹介したいと思います。
今日のテーマは「シマウマはなぜ、シマシマなのか?」。
みなさんご存じ、シマウマは、アフリカのサバンナに住んでいるウマの仲間です。
名前の通り、シマウマの身体は白と黒のシマシマで、一般的に日本で見られるウマとは異なった印象を受けます。
日本の動物園でも観ることが多い動物なので、非常に親しまれている動物の一種なのではないでしょうか。
みなさん、一度は「シマウマがなぜ、シマシマなのか」を考えたことはありませんか?
一面の草原に、鮮やかな白と黒の模様を帯びたウマが立っていたら、どうにも目立ちそうなものです。
「サバンナでは暮らしづらいのではないだろうか」などとも考えてしまいますが、それではシマウマは白黒であることで、どんなメリットを享受しているのでしょうか。
なりたくて白黒になったのか? 偶然なってしまったのか?
なってみたら案外よかったのか? じつは結構困っているのか?
いろいろ、シマウマの気持ちや立場を想像しながら、シマウマがシマシマな理由を考えてみました。
S・Mさんの考えた「シマシマの理由」をぜひ、ご一読ください。
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「シマウマはなぜ、シマシマなのか?」
小3 S・Mさん
わたしは、なぜシマウマがシマシマなのかを考えました。そして、五つのこうほが出ました。
一つは、生活かんきょうのために、体のもようがシマシマなのかと考えました。
理由は、よく動物で、てきに食べられないようにいろいろながらの動物がいるからです。
だから、シマウマも、サバンナでシマシマのしょく物にかくれて生活しているのではないかと思ったのです。
二つめは、シマシマは目立つからだと考えました。
理由は、シマシマは目立つので、なかまがどこにいてもすぐに見つけることができるからだと思ったからです。
三つめは、食べ物によって、色がへんかするのではないかと考えました。
たとえば、ザリガニは食べ物の色によって、体の色がかわります。
だから、シマウマもザリガニと同じように食べ物によって体の色がかわるのかもしれないと思いました。
四つめは、シマシマのシマウマと、白馬がけっこんすると、子どもがシマシマになるのではないかと考えました。
理由は、子どもが親ににるのと同じで、シマシマがうつるのかと思ったからです。
五つめは、白馬にアリや虫がついて、シマシマになっていると考えました。
理由は、マンガで虫があつまって出きている絵を見て、シマウマもそうなのではないかと思ったからです。
このように、いくつかの理由を考えましたが、実は、なかまを見分けるしるしになっている事、肉食動物からみを守るため、ハエから血をすわれないようにするため、体温の上しょうをふせぐためなどの理由から、シマウマはシマシマの模様になっている事がわかりました。
わたしの考えは全部ちがいました。ちがったので、ざんねんでした。
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